製造プロセスにおけるエネルギーとコストの節約

鉄鋼がなければ私たちの文明は存在しません。鉄が初めて製造され始めたのは今から約3000年以上昔に遡ります。現代の鉄鋼の製造技術は、19世紀半ばのベッセマー法から始まりました。このプロセスは、鉄鉱石の溶融製錬から鉄を製造することから始まり、最終製品が成形されるまでの各段階において、高温の炉の運転が必要です。
製鉄業における断熱の利点
プロマット断熱ソリューションは、鉄鋼およびそのほかの金属すべての製造プロセスにおいて、エネルギーおよびコストの節約のために広く使用されています。固体材料の溶融形態への変換には、プロセスにおいてかなりの量のエネルギーを使用します。鋼は1,500°Cを超える温度で溶けます。周囲の環境への熱損失を最小限に抑えることにより可能な限りエネルギーを節約すると、プロセスのコストパーフォーマンスが増加しますが、同時に環境の快適さも改善されます。より高精度のプロセス制御の利点を加えてください。そうすれば可能な最良の断熱システムはコスト節約の緊急課題になります。

鉄鋼製造において、プロマット断熱ソリューションはあらゆる種類の融解炉だけでなく、転炉、とりべ、混銑車など製造プロセス全体でも、さらに鍛造炉においても使用されています。

製鋼におけるプロマット
世界の製鋼高の約70%は、基本的な酸素溶鉱炉を使用して製造されています。溶融銑鉄に酸素を吹き込むと、合金の炭素含量が低下し、鋼に変化します。

アーク炉製鋼は、アークにより溶融したくず鉄または直接還元鉄から鋼を製造します。

これらは主要な製鋼プロセスとして知られています。プロマットの特別設計断熱ソリューションは、製鋼シーケンスの各段階においてプロセス温度を制御し、熱損失を削減するために使用されます。金属を溶かすために非常に大量のエネルギー入力が必要であり、熱損失の制御によるこのエネルギー使用量の削減は、最終的なプロセスコストに非常に大きな影響を与える可能性があります。正確な温度管理による最適化されたプロセス制御も、はるかに良好な品質管理および金属精錬の厳格な制御が可能になります。

プロマット断熱ソリューションは、二次製鋼においても広範囲に使用され、最も一般的には取鍋で用いられ、その場合は合金を添加し、一般に鋼の化学的性質を改良するために使用されるので、しばしばとりべや金と呼ばれます。まさしく最高の断熱材の使用により、取鍋容量が増加し、より多くのキャンペーンのための使用寿命が延長され、温度勾配の制御により各溶融金属の品質が改善されます。
  
製鋼に使用する断熱材の課題
  • 熱管理‐エネルギー損失制御‐プロセス制御最適化
  • 熱損失の可能な最良制御
  • 耐熱衝撃性
  • 溶融金属荷重による圧縮に対する耐性
  • 不燃性
  • 湿ったキャスタブルと併設中の水による損傷に対する耐性
  • 劣化のない連続高温稼働のための設計。過剰な収縮やそのほかの性能低下のない、断熱にきわめて重要な可能な最長の使用寿命。
  • 断熱材部品の容易な設置
  • 断熱材に対する迅速なROI‐競争力のある高度なメンテナンス要求のためのコスト効率に優れたシステム設計
プロマットは、これらの設計上の課題をすべて解決するサポートが可能です。最も低い熱伝導度を有する「クラス最高」の断熱材製品により、市販されている中で最も広範囲の製品ポートフォリオから選択することで、当社はすべての設計課題に最も適合する「工学設計ソリューション」を設計することができます。マイクロポーラス、ケイ酸カルシウム、耐火物、および繊維のまさしく最高の利用可能な断熱材製品から選択します。

プロマットシステムは性能で負けることはありません。

断熱ソリューション

炉は可燃性燃料または電気の形態でエネルギー源を得て、断熱された外部ケーシング内部で使用できる熱に変換します。

このプロセスの経済的側面は簡単です。断熱が効率的であればあるほど、燃料源の利用はそれだけ効率的になり、プロセス稼働コストはそれだけ低下します。また、効率的な断熱により巧妙な温度管理がはるかに容易になり、炉メーカーが最も軽量で最もコンパクトな設計を実現する手助けとなります。高温断熱は寸法的に安定で、収縮したり、非常に高温の運転温度でほかの移動があったりしないことが非常に重要です。
誘導炉
誘導炉は、熱を金属の誘導加熱により印加する電動炉です。誘導炉は、100トンの容量まで可能で、鉄鋼、非鉄金属、貴金属などの溶融に使用されます

誘導炉の利点は、ほかのほぼすべての金属溶融手段に比べて清潔で、エネルギー効率がよく、溶融プロセスが制御できることです。最近のほぼすべての鋳造工場ではこの種の炉を使用し、現在でもさらに多くの鉄鋳物工場が鋳鉄の溶融のためにキュポラを誘導炉で置き換えつつあります。

プロマットは、誘導炉ケーシング用の優れた機械的強度の断熱材製品を供給しています。

当社のこの用途の製品範囲には、デュラテック®、モノルックス®、パネル型マイクロサーム®、プロマジル®-1100スーパー、プロマジル®-1000L、アルジフレックス®-1000 、アルジフレックス®-1600(高温ブランケット)などがあります。
アーク炉
アーク炉(EAF)は、アークにより装入物を加熱する炉です。

工業アーク炉の規模は、約1トン容量(鋳鉄製品製造用の鋳造工場で使用)の小さなユニットから、二次製鋼用に使用される約400トンユニットまでにわたります。

この用途のプロマットの製品には、マイクロサーム®製品、プロマトン®耐火れんが、およびプロマグラフ®生体溶解性ブランケットがあります。。
アニーリング/熱処理炉
ウォーキングビーム炉は、主に棒鋼、構造用形鋼、管などの未製品を施設の機械処理領域に投入する前に均一温度に再加熱するために使用します。ローラハース型炉ではなくこの種の炉を使用する最大の利点は、ローラハース炉が同じ焼戻しをするために2倍もの長さを必要とするので、施設におけるスペース制限があるためです。

運転温度は一般に約1,300°Cです。

この用途のプロマットの製品には、マイクロサーム®製品、プロマトン®耐火れんが、およびプロマグラフ®生体溶解性ウールがあります。
鍛造炉
鍛造は、局所圧縮力を使用した金属の成形に関連した製造プロセスです。ブローはパワーハンマーまたは金型により行います。鍛造は低温でも行えますが、高温鍛造がより一般的です。鍛造品は重量で、1 kg未満から数百メートルトンにまで及びます。

炉は1,500°C以下で運転し、プロマットはこの用途にファイバー製品を供給しています。

この用途のプロマットの製品には、プロマトン®耐火れんが、プロマグラフ®生体溶解性ファイバー、プロマキャスト®およびプロマクリート®耐火コンクリートがあります。